CASE STUDY お客さまの導入事例

組織づくりの原理・原則が詰まっていた。

株式会社クレーンメンテ広島
代表取締役社長 鳴谷 浩一 氏

広島県東広島市でクレーン設置・点検業を営み、生産や物流などさまざまな現場で使われている天井クレーンの法定点検代行サービスや修理・改善、そしてオリジナルクレーンの製造・設置を手掛けられています。

M&Aにで社外から社長に就任。現状を把握するため、「過去の記録」や「数字」を探そうとしましたが、調べようとしてもデータが見つからない。

「デジタル化以前の問題で、必要なデータが紙でもそろっていない」そんな状態でしたから経営を引き継いだ鳴谷浩一社長に、ixisのサポートについてインタビューしました。


「必要書類が残っていない……」現場に足を運んで課題を認識

ー ixis相談前に、どんな課題があると感じていましたか?

M&Aにより社外から社長に就任しました。まずは現状を把握したいということで「過去の記録」や「数字」を探そうとしましたが、調べようとしてもデータが見つからない状態でした。

「デジタル化以前の問題で、必要なデータが紙でもそろっていない……そんな状態でした」。

まず目指したのは「誰がやっても同じ流れになる(業務品質を統一する)」こと。社内業務のフローを整理し、必要なところでチェックが入る体制を整えました。
整理した業務フローをもとに、各プロセスで必要な書類を確認しました。
これまでは、見積や受発注も各自の裁量だったため統一されたフォーマット等がありませんでした。
案件ごとに書類をまとめるとともに、各案件とその金額を毎日細かくエクセルに入力。
現状を把握するためにデータを蓄積していきました。

毎日地道に数値の入力を続けた結果、業績がリアルに見えるようになってきました。

「アナログな記録」を積み重ねる業務に、本業が圧迫されていました。

業務改革により、社内の業務フローや使用する書類は統一され、記録もしっかりと残るようになり、業績の数字も見えるようになってきました。

しかし、問題は全て、社員の業務時間を圧迫していたこと。

「管理方法がアナログなことによる無駄な作業」が多く、本来時間を割きたい掲げる「突発修理ゼロを目指す」ための業務にかけられる時間が削られはじめていました。

脱・アナログ!クラウドシステムの導入

ixisの杉原さんに相談して、伊勢コムデックさんをパートナーにKintoneを構築していきました。

クラウドシステムを構築するにあたり、苦労もありましたが、良い変化がたくさんありました。

これまで取引先から会社へ戻って作業していた点検表の作成。
kintone導入によって、出先での空き時間や移動中にタブレットから作成できるようになりました。
テレワークで対応できる業務が増え、柔軟な働き方が実現しています。

また、複数書類が発生する場合も重複しての入力が不要になるなど、月210時間の作業時間が削減され、月間84万円、年間1008万円分の経費改善がなされました。

 

中小企業のIT化は本当に大変だと思いますが、そういった相談ができたのはとても大きかったです。

言葉にはしていない、何となく感じている課題がすべて明確に

ー それでうまく回り出しましたか?

システム的なところは目処がつきはじめました。でも、経営ってそれだけではないので、さまざまな課題があります。

 

明確に言葉にはできていないけど、何となく感じている課題感とか。
成し遂げたいのに、未来像をうまく表現できず、シックリきていない、みたいなものもありました。

自社の強みは何か。どういう人材を採用すべきか。どうやって販売するのか。
本来、社長の代わりにそういった事を考えるのが、役員や幹部の仕事ですが、全部自分で抱えていました。

 

ixisの杉原さんは、大事なことなのだけれども、まだ、考えていない。
考えないといけないけれども、時間がない。考えているけれども、いいアイデアが浮かばない。
そういう時に、一緒に考えて、ミーティングの中であてはまる言葉にしてくれて、思い描く未来像を明確にしてくれます。

「伸びるための仕掛け」が動き出した

ー それにはどういったものがありましたか?

たくさんありますが

 

●未来像をうまく表現できず、事業計画が曖昧になっている。

●いい人材の採用ができない。社員の採用に伴う給与と役割が見通せず、漠然と不安。

●会社のお金の流れが漠然としていてる。

●社員たちの煮え切らない仕事姿勢、チャレンジ精神の貧しさや消極性をなんとかしたい。

 

こんなところですかね。

 

まずは事業計画をしっかりと作り込んだことで、数値感が明確になりました。そこから、その計画を達成しようと考えた時の人員計画に目を向けると、採用そのものを変えないといけないと気づきました。

 

杉原さんが、私たちの特徴をしっかり活かした魅力的な求人を作ってくれたので、そこからベテラン専門職員、若手未経験者の採用ができました。

現在は、人事評価制度も動き出していて、わかりやすい成果目標と行動目標、報酬制度がしっかりと連携して以前よりも経営者としても社員の納得度としても高い状態になったと感じます。

ー 最後になりますが、どういった方にixisはおすすめでしょうか。

 

組織づくりやマネジメントに必要な要素は、明確に定義できない人間性のようなものではなく、仕組み作りのスキルなんだ、と気づくことができます。前職でマネジメントを経験して、失敗を味わったことのある人なら「あの時の原因はこれだったのか!」と刺さる部分が必ずあると思いますので、どんな人にでも充分に学びがあると思います。

 

 

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