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杉原 里志

スクラップ&ビルドの毎日に。

組織マネジメント 2021.04.12

事業やサービスは
日々、進化しています。

 

 

新しいことに

挑戦すると決めては止めてみて
やってみては止めてみて。

 

新たなことに挑戦するのは

常に試行錯誤が大前提です。

 

 

計画を決める。
そして、チームが一丸となってやる。

 

 

計画を確認して
計画を修正して
チームが一丸となってやる。

 

 

日々、この繰り返しです。

 

 

 

新しいことに取り組めば

日進月歩というよりも
スクラップ&ビルドの毎日

 

 

進んでいるのか

退化しているのか

迷う日々が続くものです。

 

 

そしてこの挑戦をするとき

チームメンバーのビジョンの捉え方は

2種類に別れます。

 

 

1.現状をしっかり把握して
試行錯誤前提
ビジョンに向かっていくタイプ

 

 

2.ビジョンを盾に
現状過去批判するタイプ

 

 

1. の人の割合が多いと
チームは活性化しますし

 

 

2. の人の割合が多いと
チームは停滞します。

 

 

なので1.のタイプの

試行錯誤前提でビジョンに

向かっていくタイプ

この割合を意識するのは重要です。

 

 

 

ビジョンは、そもそも
その目的・役割からして

簡単に達成されないし
そこまでの道のりは
必ずしも明確ではありません。

 

 

 

試行錯誤が前提なので

戦略や中間目標を決め

 

 

「チームが一丸となって実行する」

   ↓

 

「軌道修正」

 

   ↓

 

「息をとめて一丸となって実行する」

 

   ↓

 

「軌道修正」

 

 

を絶え間なく続けるのが大切です。

 

 

挑戦するということは、

朝令暮改必然で前提。

 

 

ここをメンバーとニギれていない
ややこしいことになります。

 

 

ここがニギれていない
ビジョンが大きいほど

2.のビジョンから現状を批判する人が増えます。

 

 

2.のタイプの人は
批判しにくい正論の未来像を盾に

現在や過去のネガティブ
キャンペーンをはります。

 

 

批判的な話をしてるのに
聞き手は一瞬納得してしまいます。

 

 

それほどまでに、

あるべき論や、理想の未来像から

現在の至らなさを非難するというのは
マイナスの大きな影響を与えるロジック

といえるでしょう。

 

 

さらに、こまったことに、
本人も2のタイプに属していることに
気づいていません。

 

 

 

組織のしらけた空気を排除するには
2のタイプをいかに減らすのか。

 

 

 

そのために大前提に
ビジョンが大きいものほど
試行錯誤が大前提で進んでいく
ことをしっかりと確認しながら
進めていかなければいけません。

 

 

 

ビジョンが大きいほど
そこにたどり着く道筋は不明確。

 

 

目標と目的をしっかり共有して
スクラップ&ビルドを前提で
いかなければ簡単にしらけます。

 

 

 

大きな目標にたどり着くのに
一直線で徐々に積み重ねる
というイメージを持っている
人があまりにも多いので
そこには注意が必要です。

 

 

 

ビジョンが
大きければ大きいほど
3歩進んで2歩下がるもの。

 

 

日進月歩ではなく

スクラップ&ビルド。

 

 

ここが大切な大前提。

ここを時間をかけて説明しておくこと。

 

 

 

 

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